プロットD
プロットD
【人物】
主人公
名前 渡辺 志信(わたなべ しのぶ)
性別 男
年齢 二十歳
特徴 丸眼鏡。
脇役
名前 有賀 于都(ありが うと)
性別 女 特徴 世間知らず。言葉が大好き。
年齢 十五歳
関係 家出して倒れていたところを志信に拾われ同居中。居候兼志信の良き話し相手。
名前 ムラサキ
性別 メス
年齢 不明
特徴 言葉が大好き。
関係 于都の正体。人型宇宙人。
【舞台】
日本でも異世界でも
【ストーリー】
起
ある日、突然世界中で「ありがとう」という感謝の言葉が消えてしまった。世界中の人々は、感謝を伝える時に何と言っていたのか必死に思い出そうとするが、誰も思い出せない。大学生の志信は、母が最期に残した言葉(今まで"ありがとう")を思い出せずに苦しんでいた。
承
自ら調査をしてみるが、手がかりは何も掴めない。諦めて普通の生活に戻ると、人々から活気が失われており、笑顔が消えている。感謝を口に出せなくなったために、人々の心はだんだんと壊れていく。志信も無気力になっていった。
転
「感謝の気持ちは行動でも示すことはできる」于都はそう言った。志信はその言葉を糧に、一生懸命努力して、感謝の気持ちを伝えるために奮闘する。そして、志信の努力が実り少しずつ世界が明るくなっていったその時、于都が唐突に星空の丘に行こうと言う。強引に連れ出した于都は、そこで人型の姿から元の姿へと戻り、志信に真実を伝える。
結
宇宙船の不備で地球に墜落した彼女は、仲間の助けが来るまで人の姿に化けて地球で過ごすことになった。ムラサキは言葉を操れる力を持っていて 、言葉は大好物。地球に来てから知った「ありがとう」という言葉があまりにも美味しかったために、ムラサキは地球から「ありがとう」を奪ってしまった。そのために、世界から感謝の言葉がなくなってしまったと話す。 人々を困らせた責任と、志信を悲しませ続けることに我慢できなかったため、ムラサキは極上の言葉である「ありがとう」を人々に返す。志信は亡き母の遺言を思い出し、涙を流し、世界中に「ありがとう」という言葉が戻ってきて、人々は大歓喜。最後にムラサキの仲間が宇宙船で助けにきたため、ムラサキは志信と別れる。その時から人々は、より一層感謝の言葉を大事にするようになりました。
追記項目
全て自由にアレンジしてください。