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アプリnovelnove交流による企画。

プロットG

プロットG

 

【人物】

 

【主人公】
・八熊 薫(やくま かおる)
・男
・25
・家電量販店「カヤノ電器」店員。子供の頃からピアニストを目指していたが5年前に断念した。接客業はそこそここなせているが、素の性格は根暗。音楽を離れても無意識に耳を守る癖は残っており、大きな音やイヤホンは嫌っている。

 

【主要人物】
・芦端 沙織(あしばた さおり)
・女
・24(作中で25になる)
・家電メーカー「VOL」勤務。幼少時から高校まで薫と同じピアノ教室に通っていた。ピアニストとしての薫に憧れていたため取引先で見かける現在の薫には苛立ちを感じている。八熊とは家ぐるみの付き合いであり、食卓を共にすることもある。

 

・伊藤啓文(いとう ひろふみ)
・男
・38
・家電量販店「カヤノ電器」店長。サーフィンが好き。薫の仕事振りは評価しているが、飲み会などに彼がほとんど来ないので少し敬遠している。

 

・小野間 綾(おのま あや)
・女
・21
・大学生。「カヤノ電器」内の喫茶店「レオン」でアルバイトをしている。社交的で大らかな性格。以前親切にしてくれた薫に好意を抱いている。「カヤノ電器」での薫しか知らないため、ピアノのことはわからない。

 

【舞台】


主な舞台は大型家電量販店「カヤノ電器」N町店。電器店と銘打ってはいるが実質モールのようになっており、広大な3階建ての店舗の中には喫茶店「レオン」を始めいくつかの飲食、服飾店もある。数駅ほど離れたところに沙織が働く家電メーカー「VOL」のM市支社もある。M市は発展しているが、その中に存在するN町は田園風景も目立ち、電車やバスの本数もそれほど多くない。そのためカヤノ電器の客はほとんど車か自転車を移動手段にしている。

 

 

【ストーリー】

 

・開始時点

八熊……「人を幸せにする」とはどういうことかについて常に悩んでいる。また音楽という手段ではその答えを見出せなかった自分の半生を悔いている。偶然にもオーディオコーナーに配置転換され、挫折した過去を思い出す少し仕事に不安を抱いている。オーディオコーナーはレオンの横なので小野間にはよく会うようになった。

 

芦端……以前からカヤノ電器の担当になっており、八熊のこともよく知っている。今回カヤノ電器で行うコンサートイベントの仕事を任され、やる気を見せている。

 

伊藤……最近のN町店の売上が落ちていることを気にしている。イベントを成功させるため、また芦端個人に好意を抱いたため彼女に積極的に接触する。

 

小野間……数ヶ月に渡るアプローチが実り、ようやく八熊とのデートに漕ぎ付ける。しかしそのデートの日がコンサートイベントの日と被っていることに気づいていない。

 

・事件

コンサートイベント前日に芦端が過労で倒れ、入院。予定されていた歌手は「VOL」側しか把握していないためスケジュールにズレが発生しライブの途中で空きが出てしまうことになった。作中で芦端から八熊のことを聞いていた伊藤は芦端の制止を振り切り休暇(デート中)の八熊に代役で出られないかどうか依頼する。

 

・心境の変化

八熊……開始時点の問いに一応の答えを見つける。ピアノを弾くことにまだ抵抗は残っているが、オーディオコーナーで働くことには前向きになる。

芦端……無理をしすぎたことに反省し、適度に肩の力を抜くことを覚える。後日イベントのお礼も兼ねて八熊を二人きりの食事に誘うことを決意する。また、八熊が完全に音楽から心が離れていないことを知り安堵する。 後の二人はご自由にどうぞ。

 

【備考】
・視点は八熊の一人称、三人称どちらでも大丈夫です。
・伊藤さんの名前ネタを入れてくれるとありがたいです。